「32歳14浪。28歳再受験。24歳6浪女子。それでも医学部に受かった」
今年も「多浪に強い!」メディセンスから多くの受験生が夢をつかんだ。
その中から渡邊敬太君と猿谷広陽君に話を聞いた。
―受験お疲れ様!
(渡邊)ようやく終わりました。何とか滑り込めました。親もほっとしてます。
―渡邊君は、多くの医学部を受験した中で、1校のみ合格の一本釣り。
そうですね。受験期間中もひたすら校舎に通って勉強し続けた甲斐がありました。試験後は校舎に寄って、本番の復習をしてから帰宅。そのリズムを絶対に崩したくなかった。執念が実りました。
―個別指導の塾にも通っていた経験があるんだよね?
(渡邉)はい。3、4浪の時に通っていました。自分に合わせてくれるのでベースを固めるには良かったけれど、勉強のペースが上がらなかった。個別の前に通っていた予備校は、課題が山のように渡されました。必死にこなして「その問題」は解けるようになっても、別の角度から問われると解けない。常に消化不良でパンクしてしまいました。
―で、個別指導を選んだ。
(渡邉)はい。そこで基礎を固められましたが、どうしても伸ばし切れず、どこも1次に通らなかった。さすがに焦りました。
―どうしてメディセンスに来てくれたの?
(渡邉)僕はのんびり屋の部分があって、個別だとマイペースになりすぎてしまったので、集団も含めて多くの予備校を見学にいきました。その中でメディセンスが一番質問しやすそうと感じました。講師室がなくてすぐそこに先生がいる。些細なことでも確認しに行けるのがありがたかった。先生方も、僕みたいな不器用な受験生の気持ちを分かった上で、課題を出してくれた。「この勉強をしていて大丈夫か?」という気持ちは一切なかったです。「何とかしてくれる」と思えた。
―二人とも受験仲間と上手に受験を乗り越えていた印象があるけれど。
(猿谷)そうですね。「受験仲間」って功罪あると思います。下げ合ってしまうような関係もあると思う。でもここは違った。先生方も入ってくるから常に前向きな関係性だし、みんな医学部を目指しているから有益な情報がたくさん入ってくる。
(渡邉)僕は地域枠で合格しましたが、開示した点数を見たら、一般枠なら落ちていた点数だった。情報戦の勝利です。
―大学生活はどう?
(渡邉)楽しいです!でも勉強はやっぱり大変。確かな情報を得て、同級生とうまく協同しながら乗り越える必要があります。大学もそれを推奨してます。「みんなで助け合って下さい」って。僕はそこら辺、浪人時代に学んだので大丈夫です。
―最後に医学部受験生にメッセージを下さい
(猿谷)多浪していると、自分の勉強に自信がなくなってしまうんです。現役・1浪の時と比べれば成長曲線が鈍り、「伸びている実感」が少なくなるのは、本来は当たり前のこと。なのに、なぜか焦ってしまう。その焦りに負けずに勉強し続けるのは本当に大変。一人じゃなく、先生方や仲間と乗り越える。抱え込まずに周りを頼って下さい。最後に受かればいいんだから!
渡邊敬太くん
(私立静岡聖光学院高校卒)
猿谷広陽くん
(群馬県立高崎高等学校)
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